2019年 3月に筑波サーキットにてショップ向けイベントKawasaki新車体験大試乗会があり参加してきました。
今回の目玉は中々モデルチェンジしなかったZ250、Z400と、突然復活したW800です。
Z250、Z400はNinja250、400が基本ですが、足回りやハンドル周りの変更から、体感的にハンドリングが重く感じますが、路面からのフィードバックがより明確になり、安定感や操ってる感が増して、更にアクティブな走りが可能になりました。
W800は今回から初期のレプリカ時代に良く使われていたタイヤK300の導入や馬力Up!等スポーツ要素をアップしてクラシックで乗り易いのにコーナーリングの切れも熱い遊べる一台になり、更に走り重視なCafeスタイルも設定、走りが楽し過ぎてステップに脚が置けなくなる程バンクしても抜群の安定感とどの回転数からもスムーズに加速するエンジンも健在です。
ピットインスタッフの勝手なインプレ!
今回試乗可能だったバイクです。
☆Z250はNinja250とは味付けが違って、同じボディのZ400に比べてフロントの設置感が強く、敢えてセルフステアを効かせず積極的にハンドルを強引に押し込んだり固定したりしての深いバンクや鋭い立ち上がりがし易い。
☆Z400はZ250比べてパワーがあるのにリア周りの設置感が高いので安心してアクセルが空けられたり、やや強目なエンブレも安定感が損なう事も少なく結果400の方が乗り易い印象でした。
☆バルカンSは基本コミューターとしても使える使い勝手のいいアメリカーンなバイクですが、エンジンが非常にスムーズで扱い易く、サーキットでも意外と楽しく、気付くと靴のかかとが削れていて、バックステップが欲しく成る程ガンガン寝かせて走れてる一台でした。
☆ZX6R 他メーカーでは1000ccは余裕のパワーでツワラー要素もあって乗り易く、600ccは本気な人だけのライポジもエンジンもピーキモデルなのに、意外と楽なポジションでレプリカ世代でも全然OK!エンジンは高回転維持で引っ張らないと速く走れないけど、普段乗りならZX10Rより楽そうな懐の広いモデルになってました。
☆ZX10R ZX6R比タンクの出っ張りとハンドルの遠さからライポジが辛くて試乗を断念しましたが、前回試乗時はポジションの辛さからは想像できない扱い易さと、かかなり雑な乗り方でも破綻しないトラコンの優秀さで楽しめましたが、半端じゃないテクニックか、強い自制心を要求する一台でした。
☆Ninja650 2気筒モデルで250や400の兄貴分で見た目もそっくりで、街乗りからサーキットまでの万能さも健在!600cc越えでも扱い易く2気筒でもパワフルと、250や400では全く敵う気がしない、ガチガチな4気筒600ccモデル相手でも侮れない走りが可能なのに普段使いが可能な完成度が高い一台です。
その他Z900RS,スーパーチャージャーモデル等ありましたが人気があり過ぎで試乗の順番が回って来なかったので割合です。